飲食店を中心に、導入が進んでいるPOSレジ。各社の製品が続々とリリースされるなか、
「どのPOSレジを選べばいいのか」と悩む店舗経営者の方も多いのではないでしょうか。
この『レジナビ』では各社のPOSレジを徹底比較し、中小店舗のオーナーや経営者の方に向けて、お悩みを解決してくれるおすすめのPOSレジをご紹介します。
画像引用元:USENレジ公式 (https://usen.com/service/pos/)
画像引用元:スマレジ公式 (https://smaregi.jp/feature/)
画像引用元:Airレジ公式 (https://airregi.jp/jp/function/?ref=airregi_navi)
引用元:USENレジ公式
(https://usen.com/service/pos/)
導入前の不安解消、導入後のトラブル対応まで専門スタッフが対応してくれます。機材の手配・LAN敷設工事・初期設定、スタッフトレーニングも全てお任せ。
導入後のトラブルについては、24時間・365日の電話サポートだけでなく、駆けつけ保守まで無料で行ってくれます。全国約140カ所の拠点(※)から自社技術スタッフが現地まで駆けつけてくれるので、万が一の事態が起きても安心です。
飲食店に特化したPOSレジアプリを提供しています。
飲食店の経営に必要なオペレーションや分析手法、分析に必要な機能が充実。店舗を円滑に運営し、オペレーション効率化・売り上げアップを図るための機能が豊富に搭載されています。直感的な操作で、レジに不慣れな方でもすぐに使いこなすことが可能です。
IT導入補助金とは、中小規模・小規模の事業者を対象に、ITツールの導入費用を補助する制度です。
POSレジを導入する場合は、レジ本体や周辺機器の購入費はもちろん、サービス利用料の最大2年分も補助してもらえます(上限350万円)。USENのPOSレジは、IT導入補助金の対象ITツール。IT導入補助金申請のサポートとして、煩雑な申請作業も丁寧にサポートしてくれます。
※参照元:USENレジ(https://usen.com/service/pos/support/)
以前はオーダーの打ち間違いなど小さいミスが頻発していたため、アルバイトにトレーニングの必要がないくらい扱いやすいレジにしようと考え、「USENレジFOOD」を導入しました。操作が直感的で使いやすく、目に見えてオペレーションミスは減りました。
参照元:USENレジ公式(https://usen.com/service/pos/case/food/ayadori.html)
店内のオペレーションを確立するために、USENの担当者と念入りなシミュレーションを行い、そこで出た課題を解決していきました。丁寧なサポートがあったおかげで、オープン後も大きなトラブルなく店舗を運営することができています。運用後も24時間365日のサポート体制が心強いですね。
参照元:USENレジ公式(https://usen.com/dx/interview/p15/)
スタートプラン | スタンダードプラン | プレミアムプラン | |
---|---|---|---|
初期費用 | ※要問合せ | ※要問合せ | ※要問合せ |
月額費用 | ※要問合せ | ※要問合せ | ※要問合せ |
内容 |
USENレジ |
USENレジ |
USENレジ |
※USENレジFOODのプランを例として紹介しています。(https://usen.com/service/pos/uregifood/)
初期 費用 |
月額 費用 |
内容 | |
---|---|---|---|
スタート プラン |
※要問合せ | ※要問合せ |
USENレジ |
スタンダード プラン |
※要問合せ | ※要問合せ |
USENレジ |
プレミアム プラン |
※要問合せ | ※要問合せ |
USENレジ |
※USENレジFOODのプランを例として紹介しています。(https://usen.com/service/pos/uregifood/)
引用元:スマレジ公式
(https://smaregi.jp/)
スマレジは、株式会社東京ドーム、エレコム株式会社、株式会社BAKE、ルタオ、株式会社ダンダダンなど、全国43,000もの店舗(※)で導入されているクラウド型のPOSレジです。多様な業種、業態の店舗で導入されている理由は、拡張性の高さにあります。元々搭載している機能だけでなく、スマレジ専用のアプリマーケットから、有償で必要な機能を自由に追加することが可能です。
専用マーケットのプラットフォームはソリューションを開発する事業者・開発パートナー向けに公開。このため、各パートナーが開発した新規アプリが随時、開発、販売されています。小売店、飲食店、医療機関、イベント事業者向けなど、多様な機能やサービスの中から選べるので、導入することで、より自店に合ったPOSシステムを構築することができます。
スマレジAPIという機能を搭載している点も魅力。外部のシステムとスマレジを連携するためのインターフェイスのことで、自店に合った会計システムや勤怠管理システム、EC一元管理システム、キャッシュレスサービスなどとの連携が可能です。元々使用していたシステムやデータをそのまま使えるだけでなく、バラバラに保存されているデータも一元管理することも可能です。
※参照元:スマレジ公式HP(https://smaregi.jp)、2024年5月15日調査時点
書店特有の会計業務に必要な2段バーコードを一度に読み取れる機能や「取り置き機能」などを活用。特に、基幹システムと連携して、商品マスタから書籍タイトルを呼び出してレシートに印字する作業がボタンひとつでできるようになり、レジ対応のスピードが早くなりました。
参照元:スマレジ公式HP(https://smaregi.jp/casestudy/retail/yurindo.php)
(前略)スマレジはタッチパネルで直感的に操作でき、使いやすいですね。また、最小限のスペースで設置できるので、商品の陳列場所をより広く確保できます。「お店」のブランディングの邪魔にならず、すっきりとした美しい内観を保つことができるところも、アパレル店舗に選ばれる理由の一つかもしれません。(中略)
参照元:スマレジ公式HP(https://smaregi.jp/casestudy/retail/micaanddeal.php)
スタンダードプラン | プレミアムプラン | フードビジネスプラン | |
---|---|---|---|
初期費用(税込) | 0円 | 0円 | 1,200円 |
月額費用(税込) | 0円 | 5,500円 | 12,100円 |
上記以外にプレミアムプラスプラン(月額8,800円税込)、リテールビジネスプラン(月額15,400円税込)有り
初期費用 (税込) |
月額費用 (税込) |
|
---|---|---|
スタンダード | 0円 | 0円 |
プレミアム | 1,200円 | 5,500円 |
フード ビジネス |
0円 | 12,100円 |
上記以外にプレミアムプラスプラン(月額8,800円税込)、リテールビジネスプラン(月額15,400円税込)有り
引用元:Airレジ公式
(https://airregi.jp/)
小売店や飲食店、サービス業まで、さまざまな業種で使用されているAirレジ。Airレジが人気を集める理由は、低コストで気軽に導入できる点にあります。初期費用も月額利用料もすべて0円。適用条件の制限や、機能を利用するごとに追加料金を取られることもありません。iPadとインターネット環境さえあれば、すぐに利用することが可能です。
無料だからといって「使いたい機能がほとんど使えない」「追加費用がかかって結局高くついた」ことはありません。無料でも、注文入力機能、商品登録・設定、報告・分析など店舗運営に必要な各機能を利用することが可能。キャッシュレス決済・会計・予約管理などの連携もスムーズに行なえます。
UIも非常にシンプル。例えば、会計は商品パネルをタッチするだけですぐに処理作業ができます。商品の名称や価格、割引・割増、注文画面のメニューのレイアウトと柔軟な設定も可能。商品に単価を登録しておけば、会計時に金額をレジ打ちする必要がないうえ、打ち間違いの防止に役立ちます。スマホに合わせた使いやすい画面設計も魅力です。
(前略)クリニックを運営する上で大切なのは安心と安全です。ところが、それがコロナ禍で脅かされ、感染を恐れて病院に行きたくないという患者様が増えました。しかし、通い続けてもらわないと症状が悪化してしまいます。そこでクリニックとしても感染予防対策を徹底しました。その中で大きな効果を発揮してくれたのが「Airレジ」です。まず会計スピードを早めていたので、患者様は待合室で待つことがありませんでした。(中略)
参照元:Airレジ公式https://airregi.jp/jp/case/046/
(前略)導入の決め手は、導入コストが安く、使用料などのランニングコストが掛からなかったからです。調剤薬局は大きな広告を行ってたくさんのお客様を集客するビジネスモデルではありません。一人一人の患者様と向き合って、少しずつ信頼を築きながら地域で長く愛される必要があります。そうした性格上、特に個人店である当薬局では大きな先行投資がなかなか難しいのが現実です。それでも利便性を高め、患者様にもっと利用していただきやすい薬局にする取り組みは欠かせません。そうなるとベストな選択肢は「Airレジ」以外ありませんでした。(後略)
参照元:Airレジ公式https://airregi.jp/jp/case/047/
基本プラン | |
---|---|
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 0円 |
初期費用 | 月額費用 | |
---|---|---|
基本プラン | 0円 | 0円 |
POSレジとは、販売時点での取引情報を即座に記録し、集計・分析まで行えるシステムを搭載したレジのこと。
従来のレジが現金管理や単純な会計処理に留まっていたのに対し、POSレジはキャッシュレス決済、在庫管理、顧客情報の把握、売上分析など多彩な機能を備え、店舗運営の効率化に大きく影響します。
取引が行われたその瞬間にデータが自動更新されるため、在庫切れや誤入力、不正のリスクを軽減。タブレット型、パソコン型、ターミナル型など用途や店舗規模に合わせた多様なタイプが用意され、クラウド連携機能を活用することで、複数店舗間の情報統合やリアルタイムでの経営状況の把握が可能となります。
POSレジを導入することで、従来のガチャレジでは手間だった「会計」や「売上の集計」がより効率的になるだけでなく、ホールとキッチンとの連携がスムーズになり、「オペレーションのミスがなくなった」といった声もよく聞かれます。データの収集・分析も手軽に行なえるため、これからの店舗経営に欠かせないツールであると言えるでしょう。
スーパーやコンビニ、百貨店などで多く導入されている、大型・据え置き型のPOSレジ。キャッシュドロアやレシート発行用プリンタ、スキャナなどが一体化しており、自動釣銭機能や決済機能が1つの端末で使えます。
会計機能だけでなく、在庫管理やデータ分析、顧客管理など、高度な分析や連携をサポートする機能を搭載し、基幹システムとの連携も可能。ハイスペックであり、揃える機器も増えるため、導入費用は高額になります。
パソコンに専用システムをインストールするタイプのPOSレジ。キャッシュドロアなどの周辺機器と接続して使用します。インストールするだけなので、パソコンを持っていれば新規購入する必要はありません。
既に所有しているパソコンにインストールする場合は初期費用は抑えられますが、タブレット型と同じく周辺機器の購入は必要になります。高い機能性を備えている分、数千円~数万円の月額費用がかかる傾向があります。
iPadやスマートフォンなどのデバイスにアプリをインストールして使うタイプのPOSレジです。省スペースかつ持ち運びが可能。コスト面でも手軽に導入できるため、中小規模の店舗を中心に需要が高まっています。
タブレット端末の購入費は数万円程度であり、POSレジ機能はクラウドで提供されるため、専用システムを構築する必要がありません。周辺機器などの購入は必要ですが、月額費用0~数万円程度で導入が可能です。
POSレジは多種多様な製品が販売されているため、「導入したい」と思っても「どれを選べば良いか分からない」という人は多いでしょう。ここでは、POSレジ・POSシステムを提供している会社の特徴をご紹介します。POSレジを選ぶ際の参考にしてください。
飲食・理美容・小売・治療院、4つの業種に特化したPOSレジを提供しています。豊富な機能はもちろん、充実のサポート体制も魅力。トラブル時には全国の拠点から追加料金なしで駆けつけ保守を行ってくれます。
株式会社リクルートが提供しているPOSレジアプリです。初期費用と月額費用が0円で利用できる、リーズナブルな料金が特徴。iPadとインターネット環境さえあれば、多様な機能を無料で利用することができます。
会計ソフトや分析ソフトなど、さまざまなシステムと連携できるクラウド型のPOSレジです。専用のアプリマーケットから必要な機能やアプリを随時追加して、より自店に合ったPOSシステムを構築することが可能です。
「カンタンがいちばん」をコンセプトに開発されたタブレット型のPOSレジです。多機能なのに使いやすい点が特徴で、誰でも便利に使うことが可能。レジ操作のための教育がいらないため、人件費や教育コストを削減することができます。
株式会社ユニエイムが提供しているクラウドタイプのPOSレジです。基本機能の他に、在庫管理機能や発注・仕入れ管理機能、顧客管理機能、テイクアウト機能などのオプション機能を組み合わせ、店舗DXを実現することができます。
登録手数料や月額固定費がかからず、キャッシュレス決済の手数料を負担するだけで利用することが可能。カード決済分の売上も最短翌営業日に入金されるため、性能とコストのバランスを重視する人たちに人気です。
自社で飲食店を経営していたノウハウや、全国の経営者の声を最大限に取り込み、使いやすさや機能性にこだわった飲食店専用のPOSレジです。会計機能はもちろん、不正防止機能、自動集計・分析機能など豊富な機能を搭載しています。
無料のネットショップ作成サービス「STORES」が提供するPOSレジアプリです。「STORES」で作成したネットショップと連携して、ネットショップと実店舗で注文内容や在庫情報を確認・共有することが可能です。
美容専用のPOSシステムです。分析集計機能や多店舗対応機能、予約管理機能など、サロン運営を効率化する豊富な機能を搭載。セット面で決済をしたり、デジタルカルテとして利用したりすることもできます。
飲食店専門のPOSレジです。クラウド一元管理で、店外・店内モバイルオーダーやセルフレジ・有人レジ、ハンディなどを必要な台数分、自由に組み合わせて使うことが可能。店内業務の効率化に役立ちます。
大型店舗から小売店まで、豊富な導入実績があるPOSレジです。小売店や飲食店、美容室、クリニック・整体院など、それぞれの業種ごとに専用のPOSシステムを提供。導入時から導入後の運用まで丁寧にサポートしてくれます。
機能追加やカスタマイズが柔軟に行える「POSアプリケーション・フレームワーク」です。業界特有のニーズや仕様に合わせて、機能やUI、レシートレイアウトなどもカスタマイズすることが可能です。
POSレジだけでなく、オーダーエントリーやキッチンモニター機能も標準で装備されています。リーズナブルに導入できるため、「コストを抑えて業務環境を改善したい」という店舗におすすめです。
「ITを駆使してサービスを向上させること」「オペレーション効率を上げること」を目的に開発されたPOSレジシステムです。豊富な印刷機能が特徴で、自動迂回処理機能やフロア別伝票出力機能、ファイヤー機能を標準搭載しています。
チェーン店など大規模なサービスで実績豊富なアプリ型のPOSシステムです。1,000店舗規模、約4,000台超の同時接続にも耐え得る強固なインフラで、店舗運営に関わるさまざまな課題解決をサポートしています。
多様なシーンに対応できるターミナル型のPOSレジ「TWINPOSシリーズ」を提供しています。豊富な実績をもとに、多様なサイズ・スタイル、高い堅牢性や耐環境性を備えたハードウェアをラインナップしています。
フレキシブルPOSターミナル「WILLPOS-Unity」を提供しています。ディスプレイと制御部、キーボードなど各パーツのカスタマイズが可能。店舗内の環境やニーズに合わせて形状や配置などを自由に選ぶことが可能です。
カスタマイズ性の高さが人気のPOSレジです。さまざまな業種、業態で幅広く利用できるよう設計された基本システムをベースに、ニーズ・環境に合った仕様決定やシステムの構築を行ってくれます。
幅広い業種のニーズに応える「TeamPoS7000 Mシリーズ」をはじめ、高いデザイン性と耐環境性を実現した「TeamPoS7000 Aシリーズ」、
スタイリッシュなオールインワンPOS「TeamPoS8000」などを提供しています。
クラウド型のPOSレジ「リアレジ」の特徴は、従量課金制という料金システム。使った分だけ支払うスタイルなので、シーズンだけの営業店やイベント時などの臨時店舗、小規模店舗に選ばれています。
LINEとの連携ができ、デジタル会員証の発行・提示やポイント運用がLINE上で行えます。インボイス制度(適格請求書等保存方式)にも対応しており、発行するレシートに要件を満たした内容を印字することが可能です。
POSレジと店員用のハンディオーダー端末、キッチン用のモニターなどを自在に組み合わせ、オーダーの正確化と業務の効率化を図ることが可能。周辺機器までセットになった、リーズナブルな導入費用も特徴です。
ECサイトとの連携機能に強みを持つPOSシステムです。Amazonなどのショッピングモール、自店のECショップ、実店舗や倉庫などの在庫をトータルかつリアルタイムに管理することができます。
小規模~大規模まで幅広く対応した、小売店・アパレル店向けクラウド型POSレジシステムです。本部管理機能を搭載しており、店舗での売上をいつでもどこでも閲覧可能。毎日の「レジ閉め作業」なども効率的に行えます。
会計機能だけでなく、 顧客管理・売上管理機能や経営分析・データ解析機能、予約管理機能などを搭載。サロンのKPIに応じてさまざまな指標を抽出・数値化してリアルタイムにデータ解析が行えます。
POSレジを導入するにあたって、「導入した店舗の評判が気になる」という方も多いのではないでしょうか。ここでは、飲食店・理美容院・小売店の3つの業界ごとに、口コミを徹底調査!POSレジの使い勝手や導入後の効果についてまとめました。
飲食店向けのPOSレジとは、飲食店が使いやすい、飲食店の効率的な運営をサポートしてくれるPOSレジのこと。会計機能だけでなく、オーダーエントリシステムやキャッシュレス決済との連携ができるものがおすすめです。ここでは、飲食店向けPOSレジの失敗しない選び方をご紹介します。
美容室向けのPOSレジには、予約管理機能や顧客管理機能、電子カルテとの連携機能、ポータルサイトとの連携機能、販促メールやDMの配信機能、商材の在庫管理機能などがあると便利です。導入することで、効率的な顧客管理を行い、満足度の高いサービスを提供できるようになります。
小売店向けのPOSレジには、レジ機能、決済機能(バーコードやキャッシュレスなど)、売上管理機能、在庫管理機能、顧客管理機能、外部サービス連携機能などが搭載されているのが一般的。製品によっては業態ごとに異なる機能を搭載しているものもあります。
さまざまな機能を備え、店舗運営を効率化してくれるPOSレジ。ここでは、POSレジの特徴やメリット・デメリット、便利な使い方など、POSレジの基礎知識をご紹介します。導入をお考えの方は、ぜひチェックしてみてください。
POSレジを導入することで、ミスや不正を防止し、会計やオペレーションを効率化することができます。マーケティングツールとして活用すれば、効果的な販売戦略を立案することも可能です。ただし導入費用がかかる、操作に慣れるまで時間がかかる点はデメリットです。
POSレジを導入する際は、まず①POSシステムの種類を検討し、②解決したい課題を確認します。③資料請求や問い合わせを行い、④必要な機能やサービスを検討したら、⑤商談を行い、⑥自店に合ったPOSシステムやオプション機能を選びましょう。
POSレジは、POSレジ本体と、バーコードリーダーなどの周辺機器から構成されています。近年は、タブレット端末を利用したPOSレジや、バーコードリーダーが組み込まれたPOSレジなどもあります。タブレット型は中小企業や個人店で人気です。
POSレジには、会計機能や売上分析機能をはじめ、商品管理機能、顧客管理機能、キャッシュレス決済連携機能など多様な機能が搭載されており、活用することで店舗課題を解決することができます。ここでは、POSシステムの基本的な機能をご紹介します。
POSレジは主に、専用機器にPOSシステムを搭載した「ターミナル型」、PCを使用する「パソコン型」、タブレット端末にアプリをインストールする「タブレット型」の3つの種類。それぞれの特徴をよく理解した上で選びましょう。
タブレットPOSは、低コストで導入できる上、スペースを取らないため、中小規模の店舗・個人店を中心に人気です。ここでは、さまざまな種類があるPOSレジの中から、タブレットPOSレジについて、特徴をご紹介します。
ターミナルPOSレジとは、在庫管理やデータ分析、顧客管理など、多様な機能が装備された高機能なPOSレジです。Wi-Fi環境がない状況でも利用できる点がメリットです。ただし非常に高額なので、個人店には導入ハードルが高いかもしれません。
パソコン型POSレジとは、パソコンに専用システムをインストールするタイプのPOSレジのことです。レジとしてだけでなく、パソコンとしてメール機能なども使える点がメリットです。すでに持っているパソコンを使えば、コストを抑えた導入が可能です。
POSレジの価格相場は、タイプによって大きく異なります。タブレットPOSレジ、ターミナルPOSレジ、パソコン型POSレジでどれくらい費用感が異なるのでしょうか。ここでは、POSレジを導入する際に気になる、タイプごとの価格相場について解説します。
IT導入補助金とは、中小規模の事業者が事業に役立つITツールを導入できるようサポートする制度のこと。POSレジを導入する場合は、レジ本体や周辺機器の購入費はもちろん、サービス利用料の最大2年分も補助してもらえます。
POSレジを選ぶ際は、費用だけでなく、機能や操作性、維持費、外部システムとの連携などもよくチェックするのがおすすめです。ここでは、POSレジの選び方をわかりやすく解説します。不安な方は、実績豊富なサービス事業者に相談してみましょう。
POSシステムの法定耐用年数は、「事務機器・通信機器」に分類され5年です(※)。ただし、POSシステムを搭載したタブレット端末などの法定耐用年数は4年。最初からPOSレジを導入した場合と、後からPOS機能を追加した場合では耐用年数が異なるため、注意が必要です。
参照元:国税庁(PDF)(https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/pdf/2100_01.pdf)
POSレジを活用することで、日々の業務が効率化されます。例えば、テーブル別会計。会計するテーブルを選択するだけで、さまざまな方法による決済が可能です。曜日や時間ごとのメニュー切り替えも簡単。ワンクリックで切り替えることができます。
POSレジでは、バーコードをスキャンして会計を行うことで、従来のレジよりも短時間で会計処理を行えます。また、現金だけでなく、キャッシュレス決済や金券などにも対応することが可能。自動釣銭機を連携させれば、より短時間かつ正確にお会計ができます。
セルフオーダー連携とは、セルフオーダー端末とPOSレジを連携することです。端末はPOSレジにも連携しており、お客様がレジに行くとすぐに会計まで行えます。できるだけ少人数で店舗を運営したい方や食べ放題店などにおすすめです。
売上管理とは、売上目標を達成するために、日々の売上の記録・分析を行うことです。提供したメニューや数、その単価や合計金額などを記録・管理し、比較することで、店舗の課題を見つけ出し、具体的な営業戦略を立てることが可能です。
POSレジは、現金だけでなくさまざまな決済方法に対応することが可能です。ただしPOSレジの種類によって対応するキャッシュレス決済の種類が異なるため、導入の際は、どの決済サービスに対応するかを選ばなくてはなりません。
レジ締めをしっかり行うことで売り上げ状況を把握でき、データを元に店舗運営を行うことができます。POSレジを活用すれば、従来時間や手間のかかったレジ締めも簡単。ほとんど時間をかけずに行うことができます。
便利なPOSレジですが、ごく稀に「オーダーがキッチンに届かない」「画面がフリーズする」「クレジットカード決済ができない」などのトラブルが起きています。そうした事態への対処法も含めて解説します。