POSレジは、大きく分けて「ターミナル型」「パソコン型」「タブレット型」の3種類があり、それぞれメリット・デメリットがあります。ここでは、大型店舗で多く導入されているターミナルPOSレジについて、特徴をご紹介します。
画像引用元:USENレジ公式 (https://usen.com/service/pos/)
画像引用元:スマレジ公式 (https://smaregi.jp/feature/)
画像引用元:Airレジ公式 (https://airregi.jp/jp/function/?ref=airregi_navi)
ターミナルPOSレジとは、大型のPOSレジ専用機器にPOSシステムが搭載されたレジのことです。キャッシュドロアやレシート発行用プリンタ、スキャナなどが一体化しており、自動釣銭機能や決済機能などが1つの端末で使えます。大型のものから小型のものまで種類もさまざま。スーパーやコンビニ、百貨店など全国展開している大型店舗を中心に、数多く導入されています。
ターミナルPOSレジのメリットは、高機能な点です。金銭の授受はもちろん、在庫管理やデータ分析、顧客管理など、店舗運営に必要な機能が最初から装備されており、導入後も便利に使うことができます。Wi-Fi環境がなくても利用できる点もメリットです。万が一停電やネットワーク障害などが発生した場合でも使用することが可能です。
また、POSレジメーカーがハードウェアとソフトウェアをどちらも開発しており、カスタマイズ性が高く、保守・サポートも手厚い傾向にあります。飲食店向け、小売店向け、クリニック向けなど、業界に特化した多様なレジが揃っている点も魅力でしょう。
ターミナルPOSレジの大きなデメリットは、初期費用と運用コストの高さです。導入時には、機器本体や周辺機器、インストールするシステムの費用など、相場として50~100万円※ほどの初期投資が必要です。さらに、業界に特化したカスタマイズや追加機能が必要な場合は、これらの費用がさらに高額になることもあります。
また、機器の高機能性ゆえに、故障した際の修理費用やメンテナンス費用も高額になる可能性があります。システムの定期的なアップデートやサポートサービスの契約にもコストが発生するため、長期的に負担が大きくなる傾向があります。
※参照元:2ndLabo(https://2ndlabo.com/article/273/)
POSレジを選ぶ際は、まず自店舗が抱える課題を明確にしましょう。たとえば、「レジ業務の効率化を図りたい」「顧客管理を強化したい」「在庫管理を簡単にしたい」など、優先すべきポイントを洗い出します。これにより、必要な機能やスペックを持つPOSレジを選びやすくなります。
導入後のサポート体制が充実しているかをチェックすることも重要です。トラブルが発生した際に迅速に対応してもらえるサポートがあると、安心して運用を続けることができます。また、24時間365日対応やオンラインヘルプがあるサービスを選ぶと、トラブル時にもスムーズに対応できます。
導入費用だけでなく、月額料金や維持費も含めたトータルコストを比較検討することが重要です。POSレジは「ターミナル型」「パソコン型」「タブレット型」に分かれており、自店舗の規模や課題、費用や利便性を比較し、適したタイプを選びましょう。
各業界のニーズに合わせたPOSレジを選ぶことで、会計、在庫、売上、顧客管理といった主要業務をよりスムーズに行えます。飲食店、小売店、クリニックなど、業界ごとに求められる機能や操作性を備えたシステムなら、導入のハードルも低く、安心して活用することができるでしょう。
コストと利便性はもちろん、業界ごとの実情に合わせた専門機能を重視するなら、業界特化型POSレジが適しています。
このサイトでは、業界別におすすめのPOSレジ厳選3製品を紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
ターミナルPOSレジはさまざまな機能や機器を搭載し、多様なニーズに応えることができます。カスタマイズ性も高いので、既存システムとの連動を行ったり、業界ならではのオペレーションに合わせたPOSレジを実現できます。ただし、導入コストがかかる点はデメリット。POSレジの種類でお悩みの方は、ニーズとコストを見比べて、自店に合ったタイプを選ぶのがおすすめです。
こちらのページでは、ニーズごとにおすすめのPOSレジをご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
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